ファイターエンジニアリング代表 ファイターコバちゃん紹介

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私のメカニックとしての経歴ですが、２２歳の時点で自動車短大を卒業し、日産のメカニックでした。
ディーラーでは、もの足らず当時サニーが好きで，富士スピードウェイで１番速いサニーのレースカーを造っている会社で２年働きました。

 

富士マイナーツーリングレース（ＴＳ１３００）の車両や、その後、グループＡと呼ばれる５００台以上生産市販された車両をベースに、改造をほどこした『カローラレビンＡＥ８６』や『フォードシェラ（その年のチャンピオンカー）』のシャーシ及びエンジンメンテナンスの仕事をしていました。

 

 

そんな時、鈴鹿サーキットのフォーミュラカーのエンジン専門の会社の人材募集の広告を見て応募し、働くことができるようになりました。

 

レース屋のメカニックとしての始まり

 

この会社は『エンジンコンストラクター』と言って、レースカーのエンジンのみ製作、販売、オーバーホールしている会社です。
後に、フォーミュラ日本Ｆ３０００クラス、高木　虎之介のエンジンメンテナンスで有名になった会社です。

 

エンジンを１基づつ造っては、エンジン単体の馬力測定をし、基準をクリアーしたエンジンのみ出荷されます。
自分の製作したエンジンをパワー測定している時は、本当にドキドキしてしまいます。

 

パワーのあるエンジンを造ってシャーシメンテナンス会社に渡し、完璧整備後、レース参戦になります。
レース当日もサーキットで最終チェックし、その後レーススタートとなります。

 

レースが始まり、自社のエンジン搭載車がライバル車とデットヒートを繰り広げながらのレースシーンは、本当に　「手に、汗を握る」　緊張感があり、優勝でもしようものならメカニックとしての最高の満足感が得られます。
これは、レース参戦している者のみがわかる喜びであり、負ければ「ナニクソ」と気合を入れ直します。

 

ジムニーとの出会い

 

ここで、私とジムニーとの出会いをお話します。

 

最初、友人たちがジムニーのクロカン走行にはまっており、連れて行ってもらいました。
実際、とてもジムニーのポテンシャルの高さにびっくりしてしまいました。

 

ノーマル無改造車でもこれだけ走れるなら、レース車両のように足回りを手に入れたらもっとすごいことができるはずだ！と思うようになりました。
いてもたってもいられず、１週間後には足回りと溶接デフロックの改造がしてある【JA11C】を手に入れ、ジムニーにどっぷりハマっていったのでした。

 

走っているうちに「まだ何かが足りない」と思うようになりました。

 

半年後、やっと答えが見つかりました。

 

 

それからがジムニーエンジン道の始まりでした。

現在はリビルトエンジン年間２００基以上製作

今ではジムニーの他、カプチーノ、アルト、ワークス、セルボ、Kei、ラパン、MRワゴン、ワゴンＲ、キャラ、ＡＺ－１、エブリィ、ツイン、ラピュタ、ＡＺ－オフロード、キャロルなど・・・。

 

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